2026年の花粉症は5月でも長引く 何ができる?

結論

2026年は例年比1.2〜1.7倍の飛散量。5月もヒノキ・シラカバが続くため、抗ヒスタミン薬は飛散終了まで継続を。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(22項目)
  1. 結論から先に
  2. 2026年の地域別飛散状況
  3. 関東(東京・千葉・神奈川・埼玉)
  4. 関西(大阪・京都・兵庫)
  5. 東北(仙台・盛岡・青森)
  6. 北海道(札幌・旭川・函館)
  7. 5月以降の対策
  8. 抗ヒスタミン薬(継続使用が基本)
  9. 点鼻薬(ステロイド)
  10. 点眼薬
  11. 外出時の対策
  12. 室内の対策
  13. 受診の判断
  14. 市販薬で十分なケース
  15. 病院(耳鼻科・アレルギー科)が必要なケース
  16. 来年に向けた検討(舌下免疫療法)
  17. 費用・確認場所
  18. 市販薬の費用目安
  19. 処方薬の費用目安(3割負担)
  20. 確認場所
  21. よくある質問
  22. 参考資料

結論から先に

2026年春の花粉飛散量は例年を大きく上回り、東京で1.2倍、大阪で1.7倍となっています。5月になってもスギ・ヒノキの飛散は完全には終わっておらず、北日本ではシラカバ花粉が増加中です。症状が落ち着いていても、飛散終了まで抗ヒスタミン薬を継続することが基本です。

※個人差があります。受診の判断は医師にご相談ください。

2026年の地域別飛散状況

関東(東京・千葉・神奈川・埼玉)

  • スギ:3月中旬〜4月上旬がピーク、5月上旬で終息
  • ヒノキ:4月中旬〜下旬がピーク、5月中旬まで残る
  • 2026年は例年比1.2倍の飛散量

関西(大阪・京都・兵庫)

  • スギ:2月下旬〜3月下旬がピーク
  • ヒノキ:4月上旬〜下旬がピーク
  • 2026年は例年比1.7倍と全国で最も多い

東北(仙台・盛岡・青森)

  • スギ:3月下旬〜4月中旬がピーク
  • ヒノキは関東より少ない
  • シラカバが4月下旬から増加

北海道(札幌・旭川・函館)

  • シラカバ:4月下旬〜6月上旬がピーク
  • 大型連休にかけて飛散量が増加
  • 2026年は例年より多い見込み

5月以降の対策

抗ヒスタミン薬(継続使用が基本)

  • 第2世代非鎮静性:ビラノア、デザレックス、アレグラ、クラリチン
  • 第2世代軽度鎮静性:アレロック、ザイザル
  • 飛散終了まで継続、市販薬と処方薬で成分はほぼ同じ

点鼻薬(ステロイド)

  • ナザールαAR(市販)
  • フルチカゾン点鼻液、モメタゾン点鼻液(処方)
  • 連続使用が可能で、長期間の鼻づまりに有効

点眼薬

  • パタノール、リボスチン(処方)
  • アレジオン目薬、ロート アルガード(市販)
  • コンタクトレンズ装着時は1日使い捨てに

外出時の対策

  • マスクは不織布を密着させて装着
  • メガネ・花粉対策ゴーグル
  • 帰宅時は玄関で衣類の花粉を払う
  • シャワーで髪と顔の花粉を流す

室内の対策

  • 換気は朝の早い時間か夜間に短時間
  • 空気清浄機(花粉対応フィルター)を寝室・リビングに
  • 洗濯物の外干しを避け、部屋干し+乾燥機

受診の判断

市販薬で十分なケース

  • 症状が軽〜中等度
  • 過去にも市販薬で対処できていた
  • 副作用(眠気・口渇)が軽微

病院(耳鼻科・アレルギー科)が必要なケース

  • 鼻づまりが3日以上続き市販薬で改善しない
  • 喉のかゆみや咳がひどい
  • 結膜炎が酷く目の充血が消えない
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)に発展している
  • 喘息発作が起きている

来年に向けた検討(舌下免疫療法)

  • 毎年症状がひどく薬が手放せない人
  • 3〜5年の継続が可能
  • 6〜12月の非飛散期に開始
  • 健康保険適用で月3,000〜5,000円程度

費用・確認場所

市販薬の費用目安

  • 抗ヒスタミン薬(14錠):1,200〜2,000円
  • 点鼻ステロイド(10mL):1,500〜2,500円
  • 点眼薬(5mL):800〜1,500円

処方薬の費用目安(3割負担)

  • 初診+採血+処方薬:2,500〜4,500円
  • 再診+処方薬:1,500〜2,500円

確認場所

  • 環境省「花粉観測システム」:地域別の飛散状況
  • 日本気象協会「tenki.jp」:1週間予報
  • 自治体・薬局のリアルタイム情報

よくある質問

Q. 食事で花粉症を軽くする方法はありますか?

明確な科学的根拠があるのは「ヨーグルト(乳酸菌)」「青魚(オメガ3)」「緑茶(カテキン)」の3つで、いずれも症状を抑える程度の効果。完全に治す食べ物はありません。「○○で花粉症が治った」という宣伝は医薬品レベルの根拠がないものが多いので注意してください。

Q. 2026年は雨が多くて飛散が少ない日もある?

雨の日は花粉飛散が一時的に減りますが、翌日の晴天で大量飛散することが多いです。「雨の翌日の晴れ」が最も飛散が多い気象条件で、洗濯物の外干し・布団干しは絶対に避けてください。雨上がりの花粉ピークは午後12時〜15時に集中することが多いです。

Q. 子どもの花粉症が始まりました。何歳から薬が使えますか?

第2世代抗ヒスタミン薬は2歳以上から処方されることが多く、市販薬では7歳以上のものが多いです。小児科または耳鼻科で年齢に合わせた剤型(シロップ・チュアブル・OD錠)を処方してもらうのが安全です。アレルギー検査も4〜5歳以降であれば可能で、原因を特定して長期的な対策が立てられます。

参考資料

  • 日本気象協会「花粉飛散予測」— 地域別の最新予報
  • 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会「鼻アレルギー診療ガイドライン」— 治療の標準
  • 環境省「花粉観測システム」— リアルタイム飛散データ
2026年の花粉症は5月でも長引く 何ができる? — 健康 関連イラスト (どうする?)
Photo by You Le on Unsplash

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参考資料

  1. 日本気象協会「花粉飛散予測」
  2. 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会「鼻アレルギー診療ガイドライン」
  3. 環境省「花粉観測システム」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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