介護報酬が2026年6月改定、利用料はどう変わる?

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介護報酬が2026年6月改定、利用料はどう変わる?

2026年6月の介護報酬臨時改定で、介護職員の賃上げ支援を強化。1〜3割の利用者負担は概ね据え置きですが、サービスにより数十円〜数百円の変動があります。

どうする?編集部 · · 読了時間 約3分

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結論から先に

2026年6月に介護報酬の臨時改定が実施されます。主な目的は介護職員の賃上げ支援と人材確保で、利用者側の1〜3割負担割合は変わりません。ただしサービスごとの介護報酬単位数(1単位=約10円)が一部見直されるため、月額の利用料が数十円〜数百円程度変動する可能性があります。ケアマネジャー・サービス事業所からの説明を確認してください。同時期に「介護情報基盤」の段階運用も始まり、要介護認定・ケアプラン・被保険者証情報の電子共有によって手続きの簡素化が進みます。本格的な制度見直しは2027年4月の次回介護報酬改定で行われる予定で、利用者負担割合の見直し(2割対象拡大)議論も継続中です。※個人差があります。具体的なサービス内容・負担額は事業所・ケアマネジャーにご確認ください。

どんな場合に当てはまるか

影響を受ける利用者

  • 訪問介護を週複数回利用
  • 通所介護(デイサービス)通所中
  • 短期入所(ショートステイ)利用
  • 特別養護老人ホーム入所中
  • 介護老人保健施設入所中
  • 介護医療院入所中
  • 居宅介護支援(ケアマネジメント)利用

改定の主な内容

  • 介護職員処遇改善加算の継続・拡充
  • 賃上げ支援のための加算強化
  • 介護報酬単位数の調整
  • 一部サービスの基準単位見直し
  • 介護情報基盤の段階運用

利用者負担割合の判定

  • 1割:本人合計所得160万円未満
  • 2割:本人合計所得160〜220万円
  • 3割:本人合計所得220万円以上
  • 被保険者証+負担割合証で確認
  • 毎年7月に判定更新

高額介護サービス費(月の上限)

  • 一般所得:月44,400円
  • 現役並み所得:月44,400〜140,100円
  • 低所得(住民税非課税):月24,600円
  • 上限超過分は申請で還付

介護報酬改定の歴史的経緯

  • 2024年4月改定:1.59%プラス改定
  • 2024年6月臨時改定:処遇改善加算統合
  • 2025年度:継続的な賃上げ支援
  • 2026年6月:今回の臨時改定
  • 2027年4月:次回本格改定の予定

例外状況

負担が大きく変わらないケース

  • 介護保険を月数回しか使わない
  • 基本的なサービスのみ利用
  • 加算項目が少ない事業所利用
  • ショートステイ等の短期利用

負担が変わる可能性が高いケース

  • 複数加算項目のあるサービス利用
  • 特別養護老人ホーム長期入所
  • 通所リハビリテーション継続利用
  • 訪問看護・訪問リハビリ併用
  • ケアプランに加算項目多数

軽減制度を活用すべきケース

  • 住民税非課税世帯:負担限度額認定証
  • 高額介護サービス費の上限到達
  • 高額医療・高額介護合算制度
  • 社会福祉法人の利用者負担軽減

費用・リスク・注意点

サービス別の月額負担目安(要介護2・1割負担の例)

  • 訪問介護週3回:月5,000〜7,000円
  • 通所介護週2回:月8,000〜12,000円
  • 短期入所4日:月15,000〜25,000円
  • 特別養護老人ホーム多床室:月60,000〜80,000円
  • 特別養護老人ホーム個室:月100,000〜150,000円
  • 介護老人保健施設:月80,000〜120,000円 ※食費・居住費別途、改定で多少変動

介護報酬改定の影響度

  • 1単位10円→10.1円程度の調整
  • 全体で1〜2%のプラス改定が継続予想
  • 利用者負担への直接影響は限定的
  • 加算項目の新設・廃止が個別に影響

介護情報基盤の段階運用

  • 2026年4月:一部自治体・事業所で運用開始
  • 2027年度:全国展開を目指す
  • マイナンバーカードを介護現場で活用
  • 同意のもと医療・介護情報を連携
  • 引越し・転居時の手続き簡素化

自己判断で避けたいこと

  • 介護報酬改定の内容をケアマネジャーに確認しない
  • 加算項目の意味を理解せず費用負担
  • 高額介護サービス費の申請忘れ
  • 負担割合証の更新確認漏れ
  • 介護情報基盤の同意手続き軽視

サービス利用時のチェックポイント

  • ケアプランの内容と妥当性
  • 加算項目の必要性
  • 事業所の介護報酬請求の正確性
  • 領収書の保管(医療費控除等で使用)
  • 自己負担額の月次推移

介護費用負担を抑えるコツ

  • ケアマネジャーとの定期的な見直し
  • 必要最小限のサービス利用
  • 自治体独自の助成制度の活用
  • 高額介護サービス費の申請
  • 医療費控除での介護費用算入
  • 民間介護保険の検討

関連する2026年度の変更

  • 介護保険料率(第2号):1.62%(前年+0.03%)
  • 第1号被保険者保険料:3年ごと改定(次回2027年)
  • 介護休業給付:給付率最大80%(2026年度継続)
  • 介護休暇制度の改正

介護を初めて使う場合の手順

  1. 市町村の介護保険担当窓口に申請
  2. 認定調査(自宅訪問)
  3. 主治医意見書
  4. 介護認定審査会で判定
  5. 要介護度通知(申請から30日以内目安)
  6. ケアマネジャー選択
  7. ケアプラン作成
  8. サービス利用開始

よくある質問

上記FAQを参照してください。

参考資料

  • 厚生労働省 介護報酬改定
  • 厚生労働省 介護保険制度の概要
  • 介護情報基盤 デジタル庁

※本記事は一般的な情報提供であり、個別のサービス内容・負担額はケアマネジャー・事業所・市町村にご確認ください。

介護報酬が2026年6月改定、利用料はどう変わる? — 健康 関連イラスト (どうする?)
Photo by Vicky Nguyen on Unsplash

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参考資料

  1. 厚生労働省 介護報酬改定
  2. 厚生労働省 介護保険制度の概要
  3. 介護情報基盤 デジタル庁

上記の出典は本文で扱った一般的情報の一次資料です。時期によりガイドラインが更新される場合がありますので、各機関の最新情報も併せてご確認ください。

ご注意. 本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個人の状況により異なる場合があります。医療・法律・金融など専門的な判断が必要な事項は、必ず該当分野の専門家にご相談ください。

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