微熱37.2度が2週間続く、何科に行けば?

結論

37.2度が2週間続くなら、まず内科を受診して血液検査・胸部レントゲンから原因を探るのが最初のステップです。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(12項目)
  1. 結論から先に
  2. 体温の記録から始める
  3. 考えられる原因
  4. 感染症
  5. 自己免疫・膠原病
  6. 内分泌・代謝疾患
  7. 悪性腫瘍
  8. 原因が見つからない場合
  9. 受診の流れと検査の費用
  10. こんな症状が伴う場合は受診を急ぐ
  11. よくある質問
  12. 参考資料

結論から先に

37.2度の微熱が2週間続いている場合は、内科を受診して原因を調べることを勧めます。医学的に「不明熱」と定義されるのは38℃以上が3週間以上続く場合ですが、それより低い微熱でも2週間続けば何らかの原因が隠れている可能性があります。感染症・自己免疫疾患・甲状腺の異常・悪性腫瘍など、早期発見が重要な疾患が含まれるため、「たいしたことない」と放置せず、一度血液検査を受けてください。

体温の記録から始める

受診前にできることとして、体温の記録が大切です。朝起きてすぐ(食事・水分摂取前)と夕方の2回を1週間測定し、メモしておくと受診時に医師の判断が早まります。

微熱が続いている場合に一緒に記録しておきたいこと:

  • 体温(毎日同じ時間帯)
  • 倦怠感・だるさの程度
  • 体重の変化(過去1〜2か月で3kg以上減少?)
  • 夜間に汗をかくことがあるか
  • 首・わきの下・そけい部のリンパ節が腫れていないか
  • 咳・痰・排尿痛などの症状
  • 最近の海外渡航歴・動物との接触

考えられる原因

感染症

2週間前後の微熱が続く感染症として、以下が比較的よく見られます。

  • 結核:咳・痰・体重減少・寝汗を伴うことがある。胸部レントゲンで確認
  • 尿路感染症(腎盂腎炎):排尿痛・背部痛を伴うことがある
  • ウイルス感染後の遷延:インフルエンザ・コロナ後遺症など
  • 歯周病・歯根の感染:歯痛がなくても慢性的な感染源になることがある

自己免疫・膠原病

  • 関節リウマチ:朝のこわばり・関節の腫れを伴う
  • 全身性エリテマトーデス(SLE):若い女性に多い。蝶形紅斑・光線過敏・関節痛
  • 成人スティル病:高熱が間欠的に出ることが多い

内分泌・代謝疾患

  • 甲状腺機能亢進症:動悸・発汗・体重減少・手の震えを伴う。微熱が続く原因の一つ
  • 甲状腺炎:甲状腺部分の痛み・圧痛を伴うことがある

悪性腫瘍

リンパ腫・白血病・固形がんの初期に微熱・倦怠感・体重減少が現れることがあります。頻度は高くありませんが、他の原因が除外された場合に精査されます。

原因が見つからない場合

詳しく検査しても原因が特定できない「機能性低体温(体質的な体温調節の乱れ)」もあります。ただし、この診断は他の原因を除外した後に至る結論です。

受診の流れと検査の費用

内科を受診した場合の一般的な流れ:

  1. 問診(発症からの期間・随伴症状・生活歴・渡航歴)
  2. 血液検査(CBC・CRP・ESR・生化学・甲状腺ホルモンなど)
  3. 胸部レントゲン(結核・肺炎の除外)
  4. 尿検査(尿路感染の確認)

費用の目安(初診・3割負担):

  • 初診料+血液検査(一般セット):3,000〜6,000円
  • 胸部レントゲン:700〜1,500円
  • 甲状腺ホルモン(TSH・FT4)追加:1,000〜2,000円
  • 結核菌検査(QFT・T-SPOT):3,000〜5,000円

原因によっては追加のCT・MRI・内視鏡検査に進むこともあります。

こんな症状が伴う場合は受診を急ぐ

以下のいずれかがある場合は、早めに受診してください。

  • 1〜2か月で体重が3kg以上減った
  • 夜間に衣類やシーツが濡れるほど発汗する
  • 首・わきの下・鼠径部のリンパ節が腫れて触れる
  • 38度以上に上がることがある
  • 倦怠感が強く、日常生活に支障が出ている

よくある質問

Q. 内科でわからないと言われたら、どうすればよいですか?

一般内科での検査で原因が特定できない場合、感染症内科・膠原病リウマチ科・血液内科などの専門科に紹介されることがあります。大学病院・総合病院の「総合診療科」に直接受診するのも一つの方法です。

Q. 職場の健康診断では微熱は検査しないのですか?

一般的な健康診断に体温測定は含まれておらず、継続する微熱は自覚症状として申告する必要があります。受診の際は「2週間以上37.2度が続いている」と具体的に伝えてください。

Q. ストレスや疲労で微熱が出ることはありますか?

精神的ストレスや睡眠不足によって体温調節が乱れることがあります。ただし2週間以上続く場合はストレスだけの原因とするのは早計で、器質的な疾患を除外することが先決です。

参考資料

  • 厚生労働省「発熱外来に関する情報」— 感染症の発熱時の相談先
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「体温」— 体温の基礎知識と個人差
  • 国立感染症研究所「感染症の基礎知識」— 感染症別の症状と受診目安

※個人差があります。受診の判断は医師にご相談ください。

微熱37.2度が2週間続く、何科に行けば? — 健康 関連イラスト (どうする?)
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参考資料

  1. 厚生労働省「発熱外来に関する情報」
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「体温」
  3. 国立感染症研究所「感染症の基礎知識」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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