TOEIC 600から700に上げるのに何か月かかる?
TOEIC 600→700は毎日1〜2時間で2〜4か月が目安。リスニング先行+公式問題集2冊回しが王道。Part 5の語彙・文法で底上げを。
目次(24項目)
結論から先に
TOEIC 600から700への100点アップは、1日1〜2時間の学習で平均2〜4か月、合計200〜400時間が目安です。最短で2か月(300時間集中)、無理のないペースで4か月(200時間分散)が現実的なライン。スコアアップの戦略は、①まずリスニングを底上げ(シャドーイング+公式問題集音声反復)、②Part 5の文法・語彙対策、③公式問題集を2冊2〜3回繰り返す、の3点が王道です。社会人で時間が限られる場合は通勤・移動時間のリスニング学習を組み合わせて、合計時間を確保してください。
どんな場合に当てはまるか
就職・転職活動でTOEIC700が条件
多くの大手企業の昇進・海外赴任要件が700〜800点。応募締切から逆算して学習計画を立てます。3か月コースなら集中的、6か月コースなら基礎固めから。
大学のクラス分け・単位認定
TOEIC 700以上で英語授業免除、または上級クラス配置という制度がある大学が多数。授業期間中の毎日30分積み重ねでも、半年〜1年で達成可能。
海外赴任の準備
ビジネス英語(メール、会議、報告書)の実用には700以上が目安。リスニング先行で会話の基礎を作り、ライティング・スピーキングは別途トレーニング。
院試・大学院出願
理系大学院入試で TOEIC 提出要件あり(多くは出願時点で過去2年以内のスコア)。研究・論文読解の基礎にもなる。
国家公務員・地方公務員試験
近年、語学加点制度を導入する官公庁・自治体が増加。提出スコア基準は600〜730が多い。
50代・60代の再就職活動
シニア再雇用やプロフェッショナル人材として英語スコアが評価対象になります。年齢に関係なく短期間でのスコアアップは可能。
例外状況
短期集中で2か月達成するケース
- 学生で1日4〜6時間確保可能
- 公式問題集3冊以上を3周
- アプリと併用
- 模試の平均が660以上に達したらほぼ本番で700達成
長期分散で6か月かけるケース
- 社会人で1日30分〜1時間しか取れない
- リスニングは通勤、リーディングは週末
- 公式問題集2冊を2周
- 毎月1回模試で進捗確認
600→700に苦戦する典型パターン
- リスニング Part 3・4(会話・説明文)の聞き取り精度が不十分
- Part 7(長文読解)で時間切れ
- Part 5の語彙不足(金のフレーズ未完了)
- 公式問題集を1冊1回だけで満足
700から800・900を目指す場合
800以上は600→700の倍以上の時間がかかります。語彙・文法ミスゼロ、リスニング全問正解レベル、Part 7長文を最後まで余裕で読み切る速読力が必要。1日2〜3時間で6〜12か月が目安。
費用・リスク・注意点
必要教材の費用(最小構成)
- 公式問題集2冊:約7,000円
- 金のフレーズ(単語帳):約990円
- 中学英文法復習本:約1,500円
- アプリ年間:約25,000〜40,000円(任意)
- 受験料:1回 7,810円
- 合計:教材+初回受験で15,000〜50,000円
主要なアプリ
- スタディサプリENGLISH TOEIC L&R対策コース:月3,278円
- abceed:月2,178円〜、AIによる弱点分析
- SantaTOEIC:月1,950円〜、500点〜800点目標
- TOEIC公式オンラインプログラム:月3,300円〜
- mikan(単語アプリ):月600円、無料版もあり
学習配分の目安(3か月計画・週15時間)
- Week 1〜2:中学英文法復習+金フレ最初の3分の1(週15時間)
- Week 3〜4:金フレ完走+公式問題集第1冊Part 5・6(週15時間)
- Week 5〜8:公式問題集第1冊 Part 1〜4 反復+シャドーイング(週15時間)
- Week 9〜10:公式問題集第2冊 通し模試+復習(週15時間)
- Week 11〜12:弱点分野集中+本番形式時間配分練習(週15時間)
リスニング学習のコツ
- 公式問題集の音声を1回通常スピードで解く
- スクリプトを見ながら聞き直す(理解確認)
- スクリプトなしで再度解く(同じ音源)
- シャドーイング(音声に被せて声に出す)を5〜10回
- オーバーラッピング(スクリプトを見て同時音読)
この5ステップで音と意味が脳内で繋がる感覚が育ちます。1セッション1〜2問が標準。
Part 5(文法・語彙)の戦略
- 30問を10分以内で解く速度
- 1問20秒以下が目標
- 「品詞問題」「動詞の形」「接続詞・前置詞」「代名詞」「語彙」のパターン認識
- 公式問題集Part 5の100問を3回繰り返すと感覚が掴める
Part 7(長文読解)の戦略
- 1問1分以内、ダブル・トリプルパッセージは1問1.5分
- パラグラフ単位での速読
- 設問先読みで答えのキーワードを探す
- 公式問題集の全問を時間内に解き切る練習を3回以上
当日の戦略
- 開始30分前到着、トイレ済ませて深呼吸
- マークシート用シャープペン2本+消しゴム2個
- 時計(試験会場の時計がない場合あり、アナログ腕時計推奨)
- リーディング75分の時間配分:Part 5 → 6 → 7(長文)の順、Part 7に40〜45分残す
スコア結果の活用
受験後の Score Report をもとに、Part別正答率で次の学習計画を立てます。Part 5正答率80%超なら文法は卒業、Part 3〜4 正答率60%以下ならリスニング継続強化、など。
よくある質問
Q. 模試で700取れたら本番でも取れますか?
公式問題集の模試と本番のスコアはほぼ相関しますが、本番は緊張や疲労で10〜30点下がるのが普通。模試で「730〜750安定」になったら本番で700前後が見込めます。
Q. オンライン英会話は効果ありますか?
700達成までは必須ではありませんが、スピーキング・リスニング基礎力アップに役立ちます。レアジョブ・DMM英会話(月6,000〜8,000円)で週2〜3回25分でも、自然な英語の音とリズムに慣れます。
Q. 英語の音声をだらだら聞き流すだけでスコアは上がりますか?
ほぼ上がりません。意味と音を意識的に結びつける「アクティブリスニング」が必要。聞き流しはモチベ維持には良いですが、学習時間にはカウントしない方が現実的。
Q. 受験頻度は?
3か月に1回(年4回程度)が理想。直前2週間が最終仕上げ、それ以前は基礎固めに集中。毎月受験するのは費用対効果が低く、学習継続のモチベ目的なら2か月に1回程度。
参考資料
- 国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC Program」— 公式情報
- ETS「TOEIC Tests」— 米国本部の試験仕様
- 各種英語学習ガイド — 学習計画の立て方
広告
参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
関連記事
大学の給付奨学金、住民税非課税で2026年に申し込めるか確認する手順
学び どうする?大学の給付奨学金、住民税非課税で2026年に申し込めるか確認する手順
結論JASSO給付型奨学金の在学採用は、住民税非課税または準ずる世帯の大学生が対象です。二次採用では2026年6月以降の住民税情報が使用されます。マイナンバー提出、収入要件、学業要件(GPA等)の3つを確認してから申請してください。
教員の処遇改善で2026年に給料が上がる?いつから・いくら反映される?
学び どうする?教員の処遇改善で2026年に給料が上がる?いつから・いくら反映される?
結論教員処遇改善は2026年度から段階開始。教職調整額が4%→10%へ引上げの方向。年収数十万円増の見通し、給料明細での確認は4〜7月から。
高校無償化の所得制限撤廃は2026年4月から。初回の振込はいつ?
学び どうする?高校無償化の所得制限撤廃は2026年4月から。初回の振込はいつ?
結論2026年4月入学・在校生から所得制限なしで無償化。初回振込は学校経由で6〜7月頃が標準、上限45.7万円。
通信制大学で学費が安いのは?国立が安いって本当?
学び どうする?通信制大学で学費が安いのは?国立が安いって本当?
結論放送大学なら4年間70〜85万円で卒業可能。私立は120〜200万円が相場。教養課程の単位移行と科目履修で更に節約できる。
同じテーマの記事
タグ #TOEIC #英語学習 #スコアアップ を含む他のカテゴリの記事も見る