「自転車違反の反則金未納」SMSが届いた。本物?2026年5月の対処法
本物の警察から反則金をSMSで請求することはありません。リンクは絶対押さない。届いた時点で迷惑メール扱い、リンクを押した場合は警察相談(#9110)へ。
目次(17項目)
結論から先に
警察庁・警視庁は、反則金の請求をSMSやメールで送る運用を採用していません。「自転車違反の反則金未納」「青切符の支払い期限超過」などのSMSが届いた場合、詐欺の可能性が極めて高いと考えてください。リンクは押さないことを強くお勧めします。リンクを押した、または個人情報を入力した場合は、警察相談(#9110)に連絡してください。クレジットカード情報を入力した場合は、即時カード会社に停止依頼を。
詐欺SMSの典型例
報告されている偽SMSの内容例です。
- 「自転車違反の反則金が未納です。本日中に支払いください」
- 「青切符の納付期限を過ぎています。クリックで確認」
- 「警察庁:あなたの自転車違反に対する反則金が未払いです」
- 「【警視庁】最終通告。反則金の支払いをお願いします」
これらすべてが詐欺です。本物の警察は、SMSでこのような請求はしません。
本物の反則金通知の流れ
本物の青切符制度では、次の流れになります。
- 現場で警察官に止められる
- 警察官から青切符(交通反則告知書)を手渡し
- 後日、納付書が郵送で届く
- 郵便局・銀行・コンビニで支払い
SMSやメール、電話での請求は一切ありません。これが最大の見分けポイントです。
なぜ青切符に乗じた詐欺が増えた?
2026年4月に自転車の青切符制度が始まったことで、「青切符」「反則金」というキーワードに対する社会の関心が高まりました。
- 制度の認知度上昇
- 違反の心配を持つ人が増加
- 詐欺師がそのタイミングを狙う
新しい制度が始まると、その認知度を悪用した詐欺は増える傾向があります。
偽SMSの見分け方
詐欺と見抜くポイントです。
- SMS内にリンクがある → 詐欺
- 「今すぐ」「至急」「期限切れ」など急かす文言 → 詐欺
- クレジットカード情報の入力を要求 → 詐欺
- 日本語が不自然 → 詐欺の可能性高
- 発信元が短縮番号や非通知 → 詐欺の可能性高
- 「警察庁」「警視庁」を名乗る → 詐欺(警察はSMSしない)
これらに1つでも当てはまれば、詐欺と判断してください。
リンクを押した場合の対処
何も入力していなければ、ほぼ被害なし。次の手順で安全を確保してください。
- ブラウザを閉じる
- スマホのウイルススキャン(セキュリティアプリ)
- アプリの不審な動作を確認
- 念のため再起動
リンクを押しただけでは、通常はマルウェア感染しません(ただし、油断は禁物です)。
個人情報を入力した場合の対処
氏名・住所・電話番号などを入力してしまった場合の対処です。
- 警察相談(#9110)に連絡
- クレジットカード会社に連絡(カード情報入力なら停止)
- 銀行に連絡(口座情報入力なら凍結)
- パスワード変更(同じパスワードを他で使っていれば全部変更)
- 2段階認証を有効化(Apple ID、Google、銀行など)
スピードが重要です。気づいたらすぐに連絡してください。
クレジットカード情報を漏らした場合
カード情報入力は最も危険な被害です。
- カード会社にすぐ連絡(裏面の電話番号)
- カード停止→再発行(無料)
- 不正利用があれば補償(60日以内の連絡が条件)
- 警察に被害届提出
カード会社の連絡先を覚えておくと、いざという時にスムーズです。
銀行口座情報を漏らした場合
銀行口座番号・暗証番号を入力してしまった場合の対処です。
- 銀行のコールセンターに連絡(24時間対応の銀行が多い)
- 口座凍結・暗証番号変更
- 通帳・キャッシュカードの紛失届
- 警察に被害届
ネットバンキング利用なら、ログインパスワードも変更してください。
メールフィルターでブロック
普段からの予防策です。
- スマホの「迷惑メール対策」をオン
- 海外からのSMSをブロック設定(キャリアの設定で可)
- 知らない番号からのSMSを別フォルダに振り分け
iPhoneは「設定 → メッセージ → 不明な差出人をフィルタリング」をオン。Androidも同様のフィルタ機能があります。
詐欺SMSの転送・通報
詐欺SMSを受け取った場合、各キャリアに通報できます。
- ドコモ:迷惑メール相談センター
- au:迷惑メール報告窓口
- ソフトバンク:迷惑メール拒否設定
- 楽天モバイル:迷惑メール対策
報告された情報は、フィルター強化と詐欺グループの摘発に活用されます。
高齢者の家族への注意喚起
高齢者は詐欺SMSの被害に遭いやすいです。
- 家族で「警察はSMSで請求しない」というルールを共有
- 不審なSMSが来たら、まず家族に相談
- スマホの設定を一緒に見直す
「青切符の反則金」と書かれていても、本物ではないことを家族で繰り返し共有してください。
警察相談電話 #9110
緊急ではない警察への相談電話です。
- 全国共通
- 平日昼間が中心
- 詐欺・トラブル全般の相談
- 各都道府県警の相談窓口に繋がる
「これは詐欺ですか?」「リンクを押してしまいました」など、気軽に相談できます。
110番との使い分け
緊急時は110番、相談は#9110です。
- 110番:今まさに被害が発生している、犯罪の現行犯
- #9110:相談、過去の被害の報告、判断に迷う時
詐欺SMSを受け取っただけなら、#9110で十分です。
自分の番号を取り戻す
自分の電話番号が詐欺グループに渡った場合の対処です。
- 番号変更(キャリアで手続き可、有料)
- メールアドレスの変更
- SNSのアカウント名変更
- 公的書類の住所変更は不要
番号変更は最後の手段。まずはメール・電話のフィルタリング強化で対応します。
よくある質問
Q. 本物の反則金はどう通知が来ますか?
本物の青切符は現場で警察官から「交通反則告知書」が手渡されます。後日、納付書が郵送で届きます。SMSやメールで通知が来ることはありません。納付場所は郵便局、銀行、コンビニ等です。SMSで「反則金未納」と通知が来た場合は、すべて詐欺と考えてください。
Q. リンクを押してしまいました。どうすれば?
まずブラウザを閉じて、何も入力しないでください。個人情報を入力していなければ、被害はほぼ防げます。次に、スマホのウイルススキャン(セキュリティアプリ)を実行。クレジットカード情報を入力した場合は、カード会社にすぐ連絡して停止依頼を。警察相談(#9110)に状況を報告するのも有効です。
Q. リンクから入った先のサイトで個人情報を入力してしまいました。
速やかに警察相談(#9110)に連絡してください。氏名・住所・電話番号を漏らした場合、別の詐欺の標的になる可能性があります。パスワード・クレジットカード・銀行口座を入力した場合は、それぞれパスワード変更・カード停止・銀行への連絡をすぐに行ってください。
Q. 発信元の電話番号は本物の警察ですか?
詐欺SMSの発信元は、海外の番号や非通知、または日本国内の偽装番号です。正規の警察の電話番号(110・#9110・最寄りの警察署)とは異なります。ただし、最近は偽装技術が進んでおり、110番表示にも偽装する手口もあります。番号だけで判断せず、内容(SMSでの請求はあり得ない)で見分けてください。
参考資料
- 警察庁・SOS47特殊詐欺対策 — 詐欺対策の公式情報
- 国民生活センター「特殊詐欺・身近な詐欺」— 詐欺事例集
- 総務省「フィッシング対策」— 通信のセキュリティ
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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