共通テスト2027年の変更点は?2026年高2の準備
共通テスト2027年は2025〜26年版と基本同じ構成、情報I・歴史総合・公共などの新科目継続。高2の段階で過去問演習開始、情報I対策を本格化が肝心。
目次(22項目)
結論から先に
共通テスト2027年は、2025年から始まった新課程対応入試の枠組みを継続します。情報Iの必修化・歴史総合と公共の統合科目化・数学のⅠA/ⅡBC構成・英語のリーディング100点+リスニング100点はそのまま維持される見込みです。2027年受験生(現高2)にとって、2025年・2026年の本試験データが過去問として使える状況になり、対策の精度が高まります。情報Iは新科目として要注目で、プログラミング基礎・データ活用・情報社会の4分野をバランス良く学ぶ必要があります。高2の段階で基礎学力の確立と志望校決定、高3の春から過去問演習に本格的に取り組むのが王道スケジュールです。模試を定期的に受けて、自分の現在地と志望校との距離を把握することが重要です。
どんな場合に当てはまるか
共通テスト2027年の科目構成と対策を整理します。
試験日程(参考:2027年1月予想)
- 試験日:2027年1月16日(土)・17日(日)(毎年第3週目の土日)
- 出願期間:2026年9〜10月
- 結果発表:2027年2月
試験科目(30教科70科目から最大8科目選択)
- 国語:現代文+古文+漢文、80分200点
- 数学:数Ⅰ・A、数Ⅱ・B・C、各70分100点
- 英語:リーディング80分100点、リスニング60分100点
- 理科:物理・化学・生物・地学、各60分100点
- 地歴:歴史総合と日本史探究/世界史探究/地理探究の組合せ、60分100点
- 公民:公共と倫理・政治経済等の組合せ、60分100点
- 情報:情報I、60分60点
国立大学の典型的な要求科目
- 文系:国語、英語、数学(IA・IIBC)、地歴、公民、理科基礎、情報
- 理系:国語、英語、数学(IA・IIBC)、理科2科目、地歴または公民、情報
出題形式
- マークシート式
- 知識・理解+思考力・判断力・表現力
- 図表・グラフ・資料の読解多用
- 複数素材を関連付ける問題
配点と重要度
- 国公立大2次試験との合算配点が多い
- 各大学で共通テストの配点比率異なる
- 一般入試(個別試験)との両立
- 推薦・総合型選抜の評価素材
例外状況
一部の科目で出題内容変化
- 情報Iの出題傾向(年度別の変動)
- 統合科目(歴史総合、公共)の比重
- 数学のレベル調整
- 英語のリスニング難易度
受験する大学による要求の違い
- 国立大学:5〜7科目受験必須
- 公立大学:3〜5科目
- 私立大学:1〜3科目(共通テスト利用)
- 各大学のシラバスで確認
個別の事情への配慮
- 病気・障害のある受験生:別途配慮申請
- 自然災害発生時:追試験対応
- 受験会場の選択
- 受験票紛失時の対応
費用・リスク・注意点
受験料
- 共通テスト本試験:3科目以下12,000円、4科目以上18,000円
- 受験料納付期限:出願時
- 受験票送付:12月中旬
学習費用
- 参考書・問題集:年間1〜2万円
- 模試:年間1〜3万円(学校・予備校による)
- オンライン講座:年5〜30万円
- 予備校(通学):年30〜80万円
- 個別指導:年50〜200万円
国立大学2次試験と私大の費用
- 国立2次試験:17,000円/校
- 私立一般:35,000円/学部・学科
- 受験校5〜10校で15〜35万円
- 滞在費・交通費別途
出願ミスのリスク
- 受験料の払い直し
- 受験できない可能性
- 締切超過は救済不可
- 提出書類の不備に注意
当日の体調管理
- 1月の感染症シーズン
- インフルエンザ・コロナ対策
- 前日の睡眠確保
- 当日の交通遅延対応
- 受験票・筆記用具の準備
試験会場の選択
- 自宅から1時間以内が理想
- 公共交通アクセス確認
- 受験票で会場確認(11月)
- 当日の天候・交通状況
対策のペース配分
- 高2の春:基礎学力確認
- 高2の夏:志望校決定、苦手分野対策
- 高2の秋:情報I対策本格化
- 高2の冬:過去問演習開始
- 高3の春〜夏:応用問題、模試で実力測定
- 高3の秋〜冬:直前対策、過去問総復習
模試の活用
- 駿台共通テスト模試:年4〜5回
- 河合塾共通テストプレ:年4〜5回
- 進研模試:学校で実施
- 全統共通テスト模試:年4回
- 模試結果を分析し弱点克服
よくある質問
Q. 情報Iが苦手で受験できるか不安です
情報Iの配点は60点で、他科目(100点)より低めなので、致命的にはなりにくいです。最低40〜50点を取れる対策で、合格圏内をキープできます。基本的なプログラミング概念とデータ活用の理解が中心で、本格的なコーディング能力までは求められません。市販の対策本1〜2冊を3周以上やれば十分です。
Q. 文系志望ですが、情報Iの対策も必要ですか?
国立大学・公立大学を志望する場合、ほぼ全ての大学で情報Iが必須科目となります。文系でも対策必須です。一方、私立大学の一般入試では情報Iが不要なケースが多いため、志望校の入試要項を必ず確認してください。共通テスト利用入試では情報I含む合計点で判定する大学が多くなっています。
Q. 2025年の過去問は信頼できますか?
2025年が新課程初年度の試験のため、出題傾向・難易度ともに「サンプル」としての価値が高い貴重な資料です。2026年の本試験データも含めて、出題傾向を分析することで対策の方向性が定まります。2024年以前の問題は旧課程対応のため、参考程度に。
Q. 模試の点数と本試験の点数はどう違いますか?
模試の点数は本試験よりやや低めに出ることが多い(模試の難易度が高めに設定されている傾向)。本試験10点上振れする受験生もいれば、緊張で下振れする受験生も。模試の判定(A、B、C、D、E)は志望校との距離感の参考にし、判定が厳しくても諦めずに対策を続けることが大切。
Q. 親としてサポートできることは?
①生活リズムの整備(食事・睡眠)、②受験スケジュール管理のサポート、③メンタル面のケア(過度な期待は逆効果)、④経済面のサポート(参考書・模試・予備校)、⑤志望校選び・進路の相談、⑥健康管理(風邪・インフルエンザ対策)。「勉強しなさい」の声かけより、本人の主体性を尊重しつつ支援する姿勢が長期的に有効。
参考資料
- 大学入試センター「大学入学共通テスト」— 公式情報
- 文部科学省「学習指導要領」— 新課程の詳細
- 国立教育政策研究所 — 評価規準・出題方針
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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