共通テスト2027年の変更点は?2026年高2の準備

結論

共通テスト2027年は2025〜26年版と基本同じ構成、情報I・歴史総合・公共などの新科目継続。高2の段階で過去問演習開始、情報I対策を本格化が肝心。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(22項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 試験日程(参考:2027年1月予想)
  4. 試験科目(30教科70科目から最大8科目選択)
  5. 国立大学の典型的な要求科目
  6. 出題形式
  7. 配点と重要度
  8. 例外状況
  9. 一部の科目で出題内容変化
  10. 受験する大学による要求の違い
  11. 個別の事情への配慮
  12. 費用・リスク・注意点
  13. 受験料
  14. 学習費用
  15. 国立大学2次試験と私大の費用
  16. 出願ミスのリスク
  17. 当日の体調管理
  18. 試験会場の選択
  19. 対策のペース配分
  20. 模試の活用
  21. よくある質問
  22. 参考資料

結論から先に

共通テスト2027年は、2025年から始まった新課程対応入試の枠組みを継続します。情報Iの必修化・歴史総合と公共の統合科目化・数学のⅠA/ⅡBC構成・英語のリーディング100点+リスニング100点はそのまま維持される見込みです。2027年受験生(現高2)にとって、2025年・2026年の本試験データが過去問として使える状況になり、対策の精度が高まります。情報Iは新科目として要注目で、プログラミング基礎・データ活用・情報社会の4分野をバランス良く学ぶ必要があります。高2の段階で基礎学力の確立と志望校決定、高3の春から過去問演習に本格的に取り組むのが王道スケジュールです。模試を定期的に受けて、自分の現在地と志望校との距離を把握することが重要です。

どんな場合に当てはまるか

共通テスト2027年の科目構成と対策を整理します。

試験日程(参考:2027年1月予想)

  • 試験日:2027年1月16日(土)・17日(日)(毎年第3週目の土日)
  • 出願期間:2026年9〜10月
  • 結果発表:2027年2月

試験科目(30教科70科目から最大8科目選択)

  • 国語:現代文+古文+漢文、80分200点
  • 数学:数Ⅰ・A、数Ⅱ・B・C、各70分100点
  • 英語:リーディング80分100点、リスニング60分100点
  • 理科:物理・化学・生物・地学、各60分100点
  • 地歴:歴史総合と日本史探究/世界史探究/地理探究の組合せ、60分100点
  • 公民:公共と倫理・政治経済等の組合せ、60分100点
  • 情報:情報I、60分60点

国立大学の典型的な要求科目

  • 文系:国語、英語、数学(IA・IIBC)、地歴、公民、理科基礎、情報
  • 理系:国語、英語、数学(IA・IIBC)、理科2科目、地歴または公民、情報

出題形式

  • マークシート式
  • 知識・理解+思考力・判断力・表現力
  • 図表・グラフ・資料の読解多用
  • 複数素材を関連付ける問題

配点と重要度

  • 国公立大2次試験との合算配点が多い
  • 各大学で共通テストの配点比率異なる
  • 一般入試(個別試験)との両立
  • 推薦・総合型選抜の評価素材

例外状況

一部の科目で出題内容変化

  • 情報Iの出題傾向(年度別の変動)
  • 統合科目(歴史総合、公共)の比重
  • 数学のレベル調整
  • 英語のリスニング難易度

受験する大学による要求の違い

  • 国立大学:5〜7科目受験必須
  • 公立大学:3〜5科目
  • 私立大学:1〜3科目(共通テスト利用)
  • 各大学のシラバスで確認

個別の事情への配慮

  • 病気・障害のある受験生:別途配慮申請
  • 自然災害発生時:追試験対応
  • 受験会場の選択
  • 受験票紛失時の対応

費用・リスク・注意点

受験料

  • 共通テスト本試験:3科目以下12,000円、4科目以上18,000円
  • 受験料納付期限:出願時
  • 受験票送付:12月中旬

学習費用

  • 参考書・問題集:年間1〜2万円
  • 模試:年間1〜3万円(学校・予備校による)
  • オンライン講座:年5〜30万円
  • 予備校(通学):年30〜80万円
  • 個別指導:年50〜200万円

国立大学2次試験と私大の費用

  • 国立2次試験:17,000円/校
  • 私立一般:35,000円/学部・学科
  • 受験校5〜10校で15〜35万円
  • 滞在費・交通費別途

出願ミスのリスク

  • 受験料の払い直し
  • 受験できない可能性
  • 締切超過は救済不可
  • 提出書類の不備に注意

当日の体調管理

  • 1月の感染症シーズン
  • インフルエンザ・コロナ対策
  • 前日の睡眠確保
  • 当日の交通遅延対応
  • 受験票・筆記用具の準備

試験会場の選択

  • 自宅から1時間以内が理想
  • 公共交通アクセス確認
  • 受験票で会場確認(11月)
  • 当日の天候・交通状況

対策のペース配分

  • 高2の春:基礎学力確認
  • 高2の夏:志望校決定、苦手分野対策
  • 高2の秋:情報I対策本格化
  • 高2の冬:過去問演習開始
  • 高3の春〜夏:応用問題、模試で実力測定
  • 高3の秋〜冬:直前対策、過去問総復習

模試の活用

  • 駿台共通テスト模試:年4〜5回
  • 河合塾共通テストプレ:年4〜5回
  • 進研模試:学校で実施
  • 全統共通テスト模試:年4回
  • 模試結果を分析し弱点克服

よくある質問

Q. 情報Iが苦手で受験できるか不安です

情報Iの配点は60点で、他科目(100点)より低めなので、致命的にはなりにくいです。最低40〜50点を取れる対策で、合格圏内をキープできます。基本的なプログラミング概念とデータ活用の理解が中心で、本格的なコーディング能力までは求められません。市販の対策本1〜2冊を3周以上やれば十分です。

Q. 文系志望ですが、情報Iの対策も必要ですか?

国立大学・公立大学を志望する場合、ほぼ全ての大学で情報Iが必須科目となります。文系でも対策必須です。一方、私立大学の一般入試では情報Iが不要なケースが多いため、志望校の入試要項を必ず確認してください。共通テスト利用入試では情報I含む合計点で判定する大学が多くなっています。

Q. 2025年の過去問は信頼できますか?

2025年が新課程初年度の試験のため、出題傾向・難易度ともに「サンプル」としての価値が高い貴重な資料です。2026年の本試験データも含めて、出題傾向を分析することで対策の方向性が定まります。2024年以前の問題は旧課程対応のため、参考程度に。

Q. 模試の点数と本試験の点数はどう違いますか?

模試の点数は本試験よりやや低めに出ることが多い(模試の難易度が高めに設定されている傾向)。本試験10点上振れする受験生もいれば、緊張で下振れする受験生も。模試の判定(A、B、C、D、E)は志望校との距離感の参考にし、判定が厳しくても諦めずに対策を続けることが大切。

Q. 親としてサポートできることは?

①生活リズムの整備(食事・睡眠)、②受験スケジュール管理のサポート、③メンタル面のケア(過度な期待は逆効果)、④経済面のサポート(参考書・模試・予備校)、⑤志望校選び・進路の相談、⑥健康管理(風邪・インフルエンザ対策)。「勉強しなさい」の声かけより、本人の主体性を尊重しつつ支援する姿勢が長期的に有効。

参考資料

  • 大学入試センター「大学入学共通テスト」— 公式情報
  • 文部科学省「学習指導要領」— 新課程の詳細
  • 国立教育政策研究所 — 評価規準・出題方針
共通テスト2027年の変更点は?2026年高2の準備 — 学び 関連イラスト (どうする?)
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参考資料

  1. 大学入試センター「大学入学共通テスト」
  2. 文部科学省「学習指導要領」
  3. 国立教育政策研究所

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