海外で入国カードの記入はいつ済ませる?

結論

入国カードは到着前に機内記入が基本。米国・カナダ・オーストラリアなどは事前電子申請(ESTA等)必須。空港記入は時間ロス、機内で完成させるのが理想。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(21項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 事前電子申請が必須(ビザなし渡航時)
  4. 紙カード廃止・電子化済み
  5. 紙カード継続中
  6. 欧州諸国
  7. 中国
  8. 例外状況
  9. 事前申請不要のケース
  10. 申請が拒否されるケース
  11. 拒否時の代替手段
  12. 費用・リスク・注意点
  13. 事前電子申請の費用(公式サイト)
  14. 代行サイトの注意
  15. 記入ミスのリスク
  16. 持ち物の準備
  17. 入国カードの記入時の言語
  18. 渡航中の体調・申告
  19. 緊急時の対応
  20. よくある質問
  21. 参考資料

結論から先に

海外旅行の入国カードは、到着前の機内で記入を完成させるのが基本です。空港での記入は時間ロスが大きく、書きミスのリスクもあります。米国(ESTA)、カナダ(eTA)、オーストラリア(ETA)、ニュージーランド(NZeTA)など主要国は事前電子申請が必須で、出発の少なくとも72時間前、できれば2週間〜1か月前に公式サイトから申請してください。韓国・台湾は2024年に紙カード廃止、デジタル入国に移行しました。記入は黒色ボールペンで英語、ローマ字、または英字大文字が原則で、漢字・ひらがなは不可です。スマホで宿泊先の住所・予約番号を確認できる状態にしておくと、記入時にも審査時にもスムーズです。

どんな場合に当てはまるか

国・地域別の入国手続きを整理します。

事前電子申請が必須(ビザなし渡航時)

  • 米国:ESTA(21ドル、2年有効)
  • カナダ:eTA(7カナダドル、5年有効)
  • オーストラリア:ETA(20豪ドル、1年有効)
  • ニュージーランド:NZeTA(23NZドル、2年有効、観光税IVL35ドル含む)
  • 英国:ETA(2025年からスタート、10ポンド、2年有効)

紙カード廃止・電子化済み

  • 韓国:2024年から廃止
  • 台湾:2024年からオンライン入国カード(事前申請可、紙不要)
  • 香港・マカオ:以前から紙不要
  • シンガポール:SG Arrival Card(電子、無料、出発前申請)

紙カード継続中

  • タイ:TM6カードが一時廃止後、一部復活(状況変動)
  • ベトナム:紙カード
  • カンボジア:紙+電子両方
  • フィリピン:eTravelシステム(電子)
  • インドネシア:電子化進行中

欧州諸国

  • ETIAS(欧州渡航情報認証システム):2026年導入予定、7ユーロ、3年有効
  • シェンゲン圏入国時に電子事前申請

中国

  • 観光ビザまたはノービザ滞在(条件付き)
  • 入境カード記入必要

例外状況

事前申請不要のケース

  • 経由地のみで入国しない(トランジット)
  • 既に有効なビザを持つ
  • 居住権を持つ国(米国グリーンカードなど)
  • 軍関係者などの特殊ステータス

申請が拒否されるケース

  • 過去に入国拒否歴
  • 犯罪歴
  • 渡航目的が観光・商用以外(学業・労働など)
  • 申請情報の不一致

拒否時の代替手段

  • 正式なビザ申請
  • 在日大使館での個別面談
  • 渡航計画の見直し

費用・リスク・注意点

事前電子申請の費用(公式サイト)

  • ESTA(米国):21米ドル
  • eTA(カナダ):7カナダドル
  • ETA(豪州):20豪ドル
  • NZeTA(NZ):23NZドル+観光税IVL35ドル
  • ETA(英国、2025年〜):10ポンド
  • ETIAS(EU、2026年〜):7ユーロ

代行サイトの注意

  • 公式サイト以外で申請すると高額手数料(公式の3〜10倍)
  • 一部は詐欺的に個人情報を抜き取る
  • 必ず政府公式ドメイン(.gov、.govt.nz等)から申請

記入ミスのリスク

  • パスポート番号の桁違い:再申請必要
  • 名前のスペルミス:入国拒否の可能性
  • 生年月日間違い:審査で長時間質問
  • 訂正不可、修正テープ・修正液禁止

持ち物の準備

  • パスポート(残存有効期間6か月以上)
  • 帰国便のチケット(往復)
  • 宿泊予約確認書(印刷またはスマホ)
  • ESTA等の承認メール(印刷推奨)
  • 黒色ボールペン(機内貸出もあるが念のため)

入国カードの記入時の言語

  • 英語またはローマ字大文字
  • 一部の国はその国の言語も可
  • 漢字・ひらがなは原則NG
  • 略字(&、etc.)は避ける

渡航中の体調・申告

  • 発熱・咳がある場合は入国時に申告する国も
  • 食品(生物・肉・果物)の持込みに厳しい国(豪州・NZ)
  • 申告漏れは罰金対象(豪州は数十万円)
  • 必ず申告書に正直に記入

緊急時の対応

  • パスポート紛失:現地日本大使館(旅券再発行5,000〜18,000円)
  • ESTA未取得で空港チェックイン拒否:搭乗当日でも申請可能だが、間に合わないと出発見送り
  • 入国拒否:日本帰国便で送還、再渡航は条件付き

よくある質問

Q. 入国カードを2枚もらえれば家族の分も書けますか?

家族でも個別に1枚ずつ必要です。同行する家族の分は機内で複数枚もらい、各人のパスポート情報・滞在先・連絡先を個別に書いてください。子どもの分は保護者が代筆できますが、署名欄は本人または保護者と明記。

Q. ESTAは何回でも申請し直せますか?

過去のESTAが拒否された場合、原則として正規ビザ申請が必要です。同じ情報で再申請してもほぼ拒否されます。情報変更(名前変更・パスポート更新など)があれば新規申請が必要。承認済みのESTAは2年有効で、何度でも入国可能(1回の滞在は最大90日)。

Q. 友人の家に泊まる場合、住所はどう書きますか?

友人宅の住所を英語表記でフルに書いてください(例:123 Main Street, San Francisco, CA 94105, USA)。電話番号も必要なら友人のもの。「友人宅」と書くだけでは不十分で、入国審査で詳細を聞かれます。事前に友人から住所・電話を確認しておきます。

Q. 機内で記入し終わらなかったらどうしますか?

空港の入国審査エリアに記入台があるため、そこで完成させてから列に並んでください。焦って書くより、列の少し脇で落ち着いて書く方が正確です。記入完了後、列の最後尾に並びます。

Q. 出国カードも必要ですか?

国によります。米国はESTAの記録があれば紙の出国カード不要。一部の国(ベトナム、カンボジアなど)は出国時にも紙カード提出が必要。入国時に渡された半券を出国時まで保管しなければならない国もあります。各国のルールは外務省海外安全ホームページで確認できます。

参考資料

  • 外務省「海外安全ホームページ」— 渡航先別の入国手続き
  • 観光庁「海外旅行情報」— 旅行準備全般
  • 各国大使館の公式サイト— 最新情報
海外で入国カードの記入はいつ済ませる? — 旅行 関連イラスト (どうする?)
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参考資料

  1. 外務省「海外安全ホームページ」
  2. 観光庁「海外旅行情報」
  3. JNTO(日本政府観光局)

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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