2026年の確定申告、マイナポータル連携をスマホでやるとどこまで自動で入る?
2026年確定申告は連携7項目(ふるさと納税・医療費・iDeCo・生命保険・地震保険・公的年金・控除証明)が自動で入る。連携設定は1月中に。
目次(15項目)
結論から先に
2026年の確定申告は、マイナポータル連携を使うとふるさと納税・医療費・iDeCo・生命保険料・地震保険料・公的年金・証券会社の取引報告書まで自動で取り込まれます。スマホとマイナンバーカードがあればパソコン不要で、e-Tax送信まで完結します。連携の事前設定(証券会社・保険会社・ふるさと納税サイトでの「同意」)は、1月中に終わらせると2月の申告開始時にスムーズに進められます。
当てはまる人
マイナポータル連携で大きく時間が節約できるのは以下のような方です。
医療費控除・ふるさと納税控除を毎年使う人
医療費の集計・寄付金受領証明書の入力に時間がかかっていた方は、自動取込で20〜60分短縮できることがあります。
iDeCo・生命保険・地震保険の控除がある会社員
年末調整で間に合わなかった控除や、複数の保険を持っている方は、各社のはがき・PDFをいちいち見て入力する手間が減ります。
証券口座で売買のあった人
特定口座・一般口座の年間取引報告書がXMLデータで自動取込されるため、株・投信の配当・売却益・損失の入力ミスが減ります。
副業・複数の所得がある人
給与・年金・株式・不動産など複数所得がある方は、入力項目が多いため自動取込の効果が大きくなります。
当てはまらない・自動取込されないケース
以下は2026年時点で自動取込の対象外です。手入力または別途書類添付が必要です。
- 住宅ローン控除の初年度:借入金残高証明書・売買契約書のコピーが必要
- 未対応の寄付:マイナポータル連携未対応のふるさと納税ポータル、または直接申し込んだ寄付
- 自費医療費・市販薬・通院交通費:医療費控除の明細書に手入力
- 副業の事業所得・不動産所得:青色決算書・収支内訳書は自分で作成
- 海外所得・暗号資産の利益:自動取込なし
費用・期限・具体情報
必要なもの
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード読み取り対応のスマホ(iPhone 7以降、対応Android)
- 署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)
- 利用者証明書用パスワード(4桁数字)
- マイナポータルアプリ
- 国税庁「確定申告書等作成コーナー」のアクセス
連携できる主な機関と項目
- ふるさと納税:さとふる・楽天ふるさと納税・ふるなび・ふるさとチョイス・ANAのふるさと納税など主要ポータル
- 医療費:協会けんぽ・健康保険組合・国民健康保険・後期高齢者医療
- iDeCo:国民年金基金連合会
- 生命保険:日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命など主要生保
- 地震保険:主要損保(東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパン・あいおいニッセイなど)
- 公的年金:日本年金機構(源泉徴収票)
- 証券:SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券など主要ネット証券
連携手続きの流れ
- マイナポータルにログイン
- 「もっとつながる」から各機関へ連携申請
- 各機関側で「データ提供への同意」を完了
- 1月下旬〜2月上旬にデータが揃う
- 国税庁「確定申告書等作成コーナー」でマイナポータル連携を選択して開始
- 申告書作成・送信
注意点
- 同意が反映されるまで数日〜2週間かかる機関あり
- 証券会社は前年中に「特定口座年間取引報告書の電子交付」に同意していないと取り込めない
- ふるさと納税ポータルでは、寄付時または寄付後にマイナポータル連携の同意手続きが必要
よくある不具合と対処
- マイナンバーカードが読めない:スマホのケースを外す、NFC位置を確認
- パスワード忘れ:市区町村の窓口で再設定(マイナンバーカードと本人確認書類を持参)
- 連携データが反映されない:マイナポータルアプリの更新、各機関側の同意状況を確認
よくある質問
Q. 連携設定をしておけば、確定申告は何もしなくてよくなりますか?
完全自動ではありません。データは自動入力されますが、本人が内容を確認し、不足分(自費医療費・控除対象外と判定された寄付など)を追加入力する必要があります。最終的な「送信」ボタンを押すのは本人です。
Q. 過去の年分も自動取込できますか?
その年に発行された控除証明書だけが対象です。過去の年分(更正の請求など)は従来通り紙の証明書での申告となります。
Q. 申告内容が誤っていた場合の責任は誰にありますか?
申告内容は本人の責任です。自動取込のデータも一度は内容確認してから送信する必要があります。明らかなデータ不一致(金額の桁違いなど)があれば、データ提供元(保険会社・健保組合など)に確認してください。
Q. パソコン操作が苦手です。確定申告会場でも連携を使えますか?
税務署の確定申告会場でもマイナポータル連携を使った申告がサポートされています。マイナンバーカードと、スマホ、各種パスワードを持参すれば、職員のサポートで進められます。事前にe-Taxアカウントを作っておくとスムーズです。
Q. e-Taxではなく紙で申告したい場合、連携は使えますか?
連携で取得したデータは、紙申告の入力補助にも使えます。ただし、紙で提出する場合は、控除証明書の原本添付やコピー添付が改めて必要なこともあります。e-Tax送信なら添付省略(5年間保管)になるため、連携を使うならe-Taxが効率的です。
参考資料
- 国税庁「マイナポータル連携特設ページ」— 連携対象機関と手続きの公式情報
- デジタル庁「マイナポータル」— アカウント設定とアプリの基本操作
- 国税庁「確定申告書等作成コーナー」— オンライン申告の入口
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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